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帆布を中心に大人かわいいバッグの製作記録
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がま口ポーチ 型紙操作編 (基本の型紙)


がま口ポーチの型紙作りです。

がま口金を買った時についてくる型紙はたいてい
平面的でプレーンな感じなものですね。
ここに切り替えがあったらとか、ギャザーや
タックがあったら可愛いのにな~と思いませんか?

折角作るんですもの。自分好みの形にしたいヾ(^∀^)ノ

そうなると 型紙を自分で引くしかないわけです。

色んなサイトでも紹介されていますね。
知ってるわという内容もあると思いますが
よろしかったら、お付き合い下さいませ(・c_,・o)ゞ



口金の中心<縦線>と金具の端っこ(金具が動く支点の中心)両端を結ぶ線<横線>が
直角に交わるように十字を書きます。
口金の形を外側をなぞります。
口金がパカッと開く端っこの前後金具がつながっている所までです。
(可動部の一番下の所位)

金具右端の支点~左端の支点の長さを測ります。
口金の袋には9.5cmと書いてあったのですが、なぜか9.7cmでした??
口金の長さも計ります(←この作業重要!!)
カーブ尺で計ると便利です。曲がる定規とかもありますね。
計るのは、口金の外側カーブをなぞった所です。
ポーチ本体の縫いどまりが決まるので重要なのでした。
 
余談:100均の定規は目盛りがずれているのがあります。
   JIS規格?のちゃんとした定規とつき合わせたら微妙に違ってた?!
   長さが長ければ長いほどずれている可能性が高くなるみたい( ̄Д ̄;)
   そこまで シビアな物づくりではないが・・・・・・困るかも。



がま口の口元を立体にする操作です。
(中心線を引いて右か左半分だけ書いてね)
くし型の口金ですので、カーブがきつくなるところで
緩やかなカーブに引きなおします。

ここでまたカーブ尺登場。
先ほど計った、口金の長さが必要になってきます。
左右どちらか半分の型紙を書いているので、口金のカーブの
全長の半分の長さを測って印を入れてください。
重要:この印が、本体の縫い止まりになります。


参考:今回のがま口ポーチの型紙を写しています。
※カーブが緩くなればなる程、横張りな感じになります。


全体の形を大まかに書きます。
おにぎり型にすると、横に張り出して下ぶくれでは済まない
様な形になります。

型紙製作編へ


中心線で折ります。

紙を重ねてデザインした線で切ります
(ずれないように、ホッチキスで留めるとかしてね)

紙を広げます

プレーンな状態の型紙完成

試作をしましょう。
(口金より下は縫い代を大目に付けて縫うといいかも
口金の方は裁ち切りで良いと思います))

(私は、使わない鞄用の芯を使っています
適度に張があるし白いので便利)
シーチングとかでは薄すぎるので厚みのある
布で試されると良いかも。

口金にこの試作を取り付けるのは、両面テープで
問題解決ヽ( ´∀`)ノ♪
口金が閉まらないけど、細い幅の両面テープで
口金の内側(金具同士がこんにちはするところ)に
仮固定するとどんな感じか確認できて便利です。
本式かどうかは知りませんが・・・・(;´Д`)


作りたいイメージの物はどんなかしら?
切り替え線とか、タックを入れたい位置とか試作品に書き入れるといいです。
ダーツの位置も粗方決めるといいかな。

試作の結果はどうでしょうか?
変えたいところは、修正して下さいな。

納得の形が出来たら、出来上がり線で切ります。
おそらく左右対称ではないです。
採用したい方の半分を中心線より切り取ります。

紙に中心線を入れて写し取ります。

紙を半分に折って線で切ります。

内布の型紙ほぼ完成


長くなるので
型紙操作編(タック・ギャザーを入れる)に続く






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さてさてここからは製作編です。

前回の試作より型紙を作ります。
仕上がり線を鋏で切り取っていきます。
左右対称ではないので、具合のいい方を
型紙に採用します。
薄い紙に中心より半分写して、中心線で折って線で切ったら
型紙完成。
このままでは使いにくいので、厚紙に清書します。

型紙は縫い代なしで作りました。
理由は仕上がり線を書きたいから。
あと強い味方を手に入れました。



縫い代ライナー
楽天 みんなのレビュー クロバー/縫い代ライナー

型紙(厚紙でないと×)の縁を溝にはめてコロコロ転がしていくと
一定の距離(3㎜・5㎜・7㎜・10㎜)離れたところに
裁断線を簡単に引けます。

パッチワークされる方に特にお薦めらしい。
それだけではもったいない!!
型紙作るのも、裁断線引くのもほんと楽です。
これはいいね。
結構 重宝しています。

小物の型紙だったら、縫い代つき型紙でなくても十分かも。(私はだけど・・)
このまま芯の型紙にもなるし、内布だったら縫い線より少しだけ
内側縫えばいいしね。
お薦めです。



内布も縫いあがり、本体と合体させます。
返し口は縫わないで、クリップで仮止めしたところをぐるりと縫います。
(一周縫っちゃうと縫いすぎ、表に返せなくなります)



返し口から生地を表に返すんだけど、何回やっても
不思議な感じがします。ちゃんと縫えてる(考えた人すごい!!)
いつでも新鮮。ドキドキ感を毎回味わってます。


いよいよがま口金を取り付けていきます。
この作業で使うもの一式



目打ち・ボンド・紙紐・鋏・がま口用さし込み器具です。

手順としては、口金の溝にボンドを入れる(入れすぎ注意)
中心の目印を本体・がま口金共につけておきます。
中心から目打ちで本体を金具の溝にはめ込んでいきます。



端まで入ったら次は紙紐をがま口用さし込み器具で
押し込んでいきます。



さし込み器具も便利です。
コレを知るまでは、マイナスドライバーで押し込んでいました。
手で金具を押さえてドライバーの先を狭い隙間に入れていくのは
手間でした。
これでギュッギュッと気持ちよく奥に入っていきますよ。

最後に金具の端っこ 4箇所をペンチでつぶして終了。
ボンドが乾くまで、クリップで固定 養生をします。

がま口の作り方はざっとこんな感じです。





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がま口ポーチの型紙を色々試作中です。


今回の目標はこのスケッチ(落書き?!)
夏っぽいマリンな感じを目指したいな。

型紙は自作です。

地味~な作業ですが、楽しくって好きだったりします。
好きな形を追求→型紙をどうするか!!

私は レシピ通りに作るのが苦手なのかも。
料理もそうですが・・・エライ事になってます(><)

アレンジした方が面白いかも の方にすぐ
行ってしまうような気がします。

10センチ位の口金なんだけど、さてさてどうしようね。

口金の形を紙に写して、長さを計り
あとは・・・・・・色んな手順を踏んで出来たのが
ラフ図の隣の写真です。
ついでに 試作用の生地も縫い代を付けて作りました。

(・・・・・・は長いのでまたの機会があれば)

ダーツの入れ方とか難しくて色々試行錯誤中。


おにぎり型からはこんな感じで試作完成(青の線)



少々横に張りすぎているような気がします

修正(紫の線)



どうかな?
横に出っ張ったのが引っ込んですっきりしました。
好みかも。

若干直線的で もう一歩かわいらしくするために
丸く線を修正(ピンクの線)



次は 本番
帆布で縫いたい!!





よろしくお願いします
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プロフィール
HN:
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性別:
非公開
趣味:
ハンドメイド
自己紹介:
ハンドメイド大好き。日々縫い物を楽しんでいます。
ミシン好きが高じて 工業用厚物ミシンでのバッグ作りが最近の関心事。
色んな手法 レジンや刺繍・シルクスクリーン等にも興味があります。
いつか色んな手法をミックスして素敵なバッグを作るのが夢です
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